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商品説明
アジア・太平洋戦争において、後景に退きがちな大陸や東南アジアでの戦闘。激戦や苛酷な統治が繰り広げられたその場所で暮らす人びとは、当時をどう語り継いでいるのか。そもそも私たちは、かつて日本軍がしたことをどれだけ知っているだろうか。シンガポールにおける大検証と粛清、「戦場にかける橋」で出会った元英兵捕虜、バターン死の行進、帰国できなかった中国残留孤児...。長年アジアに残る戦争の記憶に耳を傾けてきた地理学者が、日本人がけっして忘れてはいけないことを明らかにする。
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収録内容
| 1 | 第1章 中国侵攻(満洲事変 |
| 2 | 日中全面戦争へ) |
| 3 | 第2章 マレー半島侵攻とシンガポールの陥落(日本軍のマレー半島侵攻 |
| 4 | シンガポール陥落) |
| 5 | 第3章 日本占領下のシンガポールとマレー半島―暗黒の三年八か月(「大検証」と「粛清」 |
| 6 | 華人への強制献金と皇民化政策 |
| 7 | 教科書に書かれた日本軍のマレー半島侵攻) |
| 8 | 第4章 東南アジア各地への侵攻(インドネシア占領 |
| 9 | 「死の鉄道」泰緬鉄道 |
| 10 | マニラ、バターン半島、そしてフィリピン占領) |
| 11 | 第5章 日本の敗戦(中国に残された日本人 |
| 12 | 勝者が裁く軍事裁判 |
| 13 | シンガポールの血債問題 |
| 14 | 戦争から何を学ぶか) |
