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商品説明
国宝として有名な、広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像。弥勒とは、五十六億七千万年後に現れて衆生を救うという、阿弥陀や釈迦と並ぶ仏のことである。古代日本に伝わると、災害や飢饉と結びつき、末法思想として全国の民衆に広がった。戦後民俗学の泰斗が中国・朝鮮との比較を通して、日本独自の弥勒信仰の歴史と民俗を復元し、日本文化の原型を描き出す。
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収録内容
1 | 第1章 民間伝承としての弥勒 |
2 | 第2章 宗教運動と弥勒 |
3 | 第3章 比較宗教論における弥勒 |
4 | 第4章 日本仏教と弥勒 |
5 | 第5章 鹿島信仰と弥勒 |
6 | 第6章 朝鮮半島と沖縄の弥勒 |
7 | 第7章 世直しと弥勒 |
8 | 第8章 大本教の中の弥勒 |