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商品説明
御料地経営や証券投資、恩賜などの経済・財政の展開から皇室の公私や民衆との関係を大きく位置づけなおすとともに、国務と並び立つもう一つの国制の体系を浮かび上がらせる。戦後の皇室が抱える葛藤も照らし出す、刮目の成果。
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収録内容
1 | 序章 もう一つの近代日本政治史 |
2 | 1 皇室財政の制度と実態(皇室財政の確立―明治期 |
3 | 皇室財政の展開―大正・昭和期) |
4 | 2 皇室財産をめぐる法と政治(皇室財産課税問題の展開―一八九〇~一九二〇年 |
5 | 御料農地経営の展開―一八八九~一九一八年 ほか) |
6 | 3 御料地から見える近代天皇制(御料農地における争議―北海道上川郡神楽村の事例 |
7 | 御用邸地をめぐる諸主体―神奈川県足柄下郡小田原町の事例) |
8 | 終章 近代天皇制の構造とその遺産 |