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商品説明
病気、犯罪、災害に対する予防的介入の重要性は、今日ますます認識されるようになっているが、安全と自由のトレードオフ、被害者の自己責任、平時と有事の関係など様々な問題があるため、倫理的な検討が欠かせない。本書では、疾病予防、防犯、防災に関わる具体的な事例の検討を通して、予防活動に特徴的な倫理的問題点を分析し、それを踏まえて予防活動全般の構造や理論を明らかにすることで「予防の倫理学」の確立を試みる。
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収録内容
1 | 序章 予防をめぐる諸問題 |
2 | 第1章 交通事故の予防 |
3 | 第2章 公衆衛生と医療 |
4 | 第3章 犯罪の予防 |
5 | 第4章 災害の予防 |
6 | 終章 「予防の倫理学」に向けて |