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商品説明
後白河上皇の最側近として政治を動かしていた信西が死に、源義朝・頼朝親子は敗れて「反逆者」とされ、平清盛が台頭、武士の世への大転換につながっていく―。だが、この平治の乱には多くの謎が残されている。「事件」はいかに「解決」するか?歴史研究の醍醐味をお届けする。
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収録内容
1 | プロローグ―平治の乱に秘められた完全犯罪(平治の乱の主な舞台と京都 |
2 | 平治の乱の主な関係人物) |
3 | 事実経過編(真相解明を妨げるもの |
4 | 三条殿襲撃事件 |
5 | 二条天皇脱出作戦 |
6 | 京都合戦 |
7 | 二条派失脚事件) |
8 | 全容究明編(保元の乱の恩賞問題と源義朝 |
9 | 先行学説の弱点と突破口 |
10 | 二条天皇黒幕説の論理的証明 |
11 | 源頼朝の証言と三条殿襲撃の「王命」 |
12 | 「信西謀反」の真相と守覚擁立計画 |
13 | 残された謎―信西・清盛・後白河の動向) |
14 | 最終決着編(二条の勝利と後白河の逆転勝利 |
15 | 乱の記念碑―新日吉・新熊野・法住寺殿 |
16 | 孤立する二条の死と平清盛の覇権 |
17 | 乱の清算―「朝の大将軍」の鎌倉幕府) |
18 | エピローグ―平治の乱の新たな全貌 |