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商品説明
御成敗式目は一二三二年、鎌倉幕府三代執権の北条泰時により制定された。源頼朝以来の先例や武士社会の道理(慣習や道徳)に基づくとされ、初の武家法として名高い。主たる対象は御家人だったが、その影響力はやがて全国規模に拡大する。画期的と評されるこの法はどのように生まれ、なぜ広く知れ渡ったのか。主要な条文を詳しく解説し、受容の実態や後世への影響を視野に、「最も有名な法」の知られざる実像を明かす。
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収録内容
1 | 1(中世の「国のかたち」 |
2 | 「有名な法」の誕生) |
3 | 2(「道理」の法 |
4 | 五十一箇条のかたち |
5 | 式目は「分かりやすい」のか) |
6 | 3(女性と「もののもどり」 |
7 | 庶民と撫民 |
8 | 裁判のしくみ) |
9 | 4(天下一同の法へ |
10 | 「古典」になる |
11 | 現代に生きる式目) |