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商品説明
東北大凶作、関東大水害、桜島大噴火、東京湾台風、そして関東大震災...。百年前の日本は、自然の猛威によって膨大な被災者を出していた。この時代は、世界各地でも巨大災害が続発。国際的な支援活動が活発化し、“一等国”となった日本も対応に迫られる。本書は、巨大災害の実態から、対応、復興、影響、国際関係まで、民衆と国家の双方の視点から記す。戦争で語られがちな日本近代の「もう一つの現実」を描く。
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収録内容
| 1 | 序章 頻発する自然災害―二〇世紀初頭の世界 |
| 2 | 第1章 東北大凶作とサンフランシスコ地震 |
| 3 | 第2章 災害をめぐる国際関係―同情と支援の思惑 |
| 4 | 第3章 関東大水害―東北・中部地方にも及んだ広域災害 |
| 5 | 第4章 桜島大噴火―二〇世紀国内最大の一九一四年噴火 |
| 6 | 第5章 東京湾台風―一九一七年の暴風雨と高潮 |
| 7 | 第6章 関東大震災の衝撃―一九二三年九月 |
| 8 | 終章 災害多発国日本のあり方とは |
