本/雑誌
「利他」の生物学 適者生存を超える進化のドラマ (中公新書)
鈴木正彦/著 末光隆志/著
968円
ポイント | 1% (9p) |
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発売日 | 2023年07月下旬発売 |
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商品説明
生物の進化は、自らが生き残り、遺伝子を次世代に継承するための「利己的」なメカニズムとして説明されることが多い。だとすれば、種を超えて観察される「利他的」な行動は、どのように理解すればよいのだろうか?本書は、植物学者と動物学者がタッグを組み、その謎の答えに迫る。カギとなるのは「共生」という戦略である。互いの強みを融合し、欠点を補い合いながら自然淘汰に打ち克った生物たちのドラマ。
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収録内容
1 | 序にかえて 生物は利己的か、利他的か |
2 | 第1章 生命の特徴とは? |
3 | 第2章 ミトコンドリアと葉緑体を飼いならす―細胞内共生説 |
4 | 第3章 共生のルーツは「盗っ人」だった?―盗葉緑体と盗毒 |
5 | 第4章 依存しきって生きるには―口を持たない深海動物の暮らし |
6 | 第5章 昆虫と植物の華麗な騙し合い―Win‐Win関係の裏側 |
7 | 第6章 大事な共生相手を攻撃する理由―植物と菌のコミュニケーション |
8 | 第7章 「超生命体」としての私たち―ヒトと腸内細菌の共生から考える |
9 | 終章 進化と「利他」―生命のドライビング・フォース |