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商品説明
いつのまにか、歴史の書き手と読み手との関係、すなわち社会における歴史学の位置は大きく変容している。そのことにどれだけの歴史学者が気づいているだろうか。本書は、だれもが歴史をもっと楽しむために歴史学をどう活かすかを、読者とともに考える入門書である。
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収録内容
1 | 第1部 歴史学の見方と方法(歴史学―事実にこだわり、過去を通じて今を知る |
2 | 歴史学の基本ルーティン―研究方法と論文の書き方 |
3 | 科学史―歴史的視野で科学の営みをとらえる |
4 | 史学史―歴史学はいかに世界を認識してきたか? |
5 | 海―海洋中心史観は陸地中心史観を超えるか? |
6 | 政治・社会思想史―歴史の天使は未来をまなざす |
7 | 歴史教育―教存で歴史を学ぶとは) |
8 | 第2部 過去を通じて現在を知る(グローバリゼーション―つながり、移動し、変化する歴史 |
9 | 国民と民族―なぜ人はネイションに縛られるのか? |
10 | 人種主義―複合的な差別のひとつとして考える |
11 | ジェンダー―規範から自己決定へいたる歴史 |
12 | 経済成長と格差―なぜ世界には豊かな国と貧しい国があるのか? |
13 | 帝国主義―国際社会の歴史的淵源を考える |
14 | 戦争―カテゴリーの暴力を超えて) |