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商品説明
コミュニケーションは、モデルネという未完のプロジェクト―規範の普遍主義的な基盤の実現を成し遂げることができるのか。アーレント、バトラー、ハーバーマス、カントの議論を手がかりとして、コミュニケーションの持つ可能性とプロジェクト遂行の道を探る。
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収録内容
1 | 序論 |
2 | 第1部 カントのコミュニケーション論的転回(カントとハーバーマスにおけるシニシズム批判 |
3 | カント「嘘」論文における啓蒙とコミュニケーション論の可能性 |
4 | カントにおけるポスト慣習的道徳とコミュニケーションの可能性 ほか) |
5 | 第2部 人権とコミュニケーション(連帯と人民主権についての実体論的理解 |
6 | 多様な利害と手続き主義 |
7 | 介入と人権 ほか) |
8 | 第3部 異議申し立てとコミュニケーション(ハーバーマスの「曲解」と首尾一貫したアーレントの思想―「活動」から「共同体感覚」までを批判する試み |
9 | いかにうまくトラブルを起こすか |
10 | どのようにして異議申し立てを行うか ほか) |