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商品説明
学校の開校、リストラ、校内暴力、外国人教師の招聘、地方移転、ゆとり教育、英語教育、オリンピックの延期・中止問題、戦争、そして閉校。明治~昭槇の激動の時代に海軍兵学校で起こったことは、現代に重ね焼きされるようだ。海上自衛隊幹部候補生学校(江田島)と、海上自衛隊幹部学校(目黒)の両方の学校長を務めた著者が、歴代校長の言葉で歴史を振り返り、激動の時代のリーダー像に焦点を当てる。
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収録内容
1 | 第1章 黎明期―荒れた学校から紳士の教育機関へ(生みの苦しみ「海軍兵学寮」 |
2 | 幅広く優秀な人材を集めることを企図した入学資格 ほか) |
3 | 第2章 発展期―江田島移転と海軍教育の確立(江田島移転の大英断はなぜ行われたか |
4 | 「赤レンガ」がない、揺れる「東京丸」、築地に戻りたい ほか) |
5 | 第3章 束の間の平和―傑出した兵学校長たち(軍縮の時代到来 |
6 | 海のない米沢が生んだ海軍大将:山下源太郎 ほか) |
7 | 第4章 危機―戦争勃発から終戦、そして海軍兵学校の解体(「五省」の導入:松下元 |
8 | 太平洋戦争開戦までの海軍兵学校長たち ほか) |
9 | 第5章 再興期―海上自衛隊幹部学校に招聘された二人の海軍提督(海軍少将高木惣吉の幹部学校特別講義 |
10 | 海軍大将山梨勝之進の幹部学校特別講義 |
11 | 歴代海軍兵学校長たちの最期) |