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商品説明
昭和の官僚たちは皆、角栄に魅せられ、仕えることに誇りを持った。角栄は言う。「手柄はすべて連中に与えてやればいい。ドロは当方がかぶる。名指しで批判するな。叱るときはサシでしろ。ほめるときは大勢の前でほめてやれ」。これは官僚だけに対する態度ではない。どんな立場の人にも同じだった。対立する野党の政治家も角栄の魅力に惹きつれられた。そして、接した人は誰もが角栄を慕った。昭和で最も愛された宰相・田中角栄の本当の姿が50の物語で蘇る。
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収録内容
1 | 1章 涙(早坂茂三秘書の涙 |
2 | ある女優の決意 ほか) |
3 | 2章 愛(「テーソク」との友情 |
4 | 「角福戦争」の深奥 ほか) |
5 | 3章 心(鯛とイワシ |
6 | ある老婆の陳情 ほか) |
7 | 4章 情(オナラして「失敬」 |
8 | 竹下登の涙 ほか) |
9 | 5章 志(飛び上がった鯉 |
10 | 娘が見せた「愛」 ほか) |