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商品説明
「不思議な旅だった。あれから、どのくらい経っただろう」イタリアの日常に内在する人間ドラマを描く傑作随筆集。古代ローマから続く養蜂家一族の知られざる生活を描く表題作をはじめ、本祭りでにぎわう山の小村で出会った老婦人の過去に想いを馳せる「壁の中の海」、ミラノの富裕族夫妻の暮らしと屋敷での驚くべき光景を描く「迷える庭園美術館」、山頂の孤高の一軒家に住む一家とのふれあいを描く「満月に照らされて」、ルネサンスの時代から続く港町で、ペスト感染との闘いに想いを巡らす「リヴォルノの幻」など全十五編。
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収録内容
1 | 壁の中の海 |
2 | 辛い味 |
3 | 私の宝石 |
4 | 地響き |
5 | 傷の記憶 |
6 | 建築家のカーディガン |
7 | 迷える庭園美術館 |
8 | 口紅 |
9 | サルデーニャの蜜蜂 |
10 | 満月に照らされて |
11 | 波酔い |
12 | 麝香 |
13 | 寡婦 |
14 | 聖なる人 |
15 | リヴォルノの幻 |