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商品説明
現代人が失いつつある“ケアの倫理”は世界の文学にあふれている。『ケアの倫理とエンパワメント』で注目される英文学者が、弱者と暴力と共生、SF的想像力、新しい男性性、死者の魂を手がかりに、ケアの思想的な源をさぐり、世界の文学を読み直す画期的な5つの問いかけ。
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収録内容
1 | 今こそ“ケアの倫理”について考える―序論にかえて |
2 | 第1章 現代人が失いつつあるものとしての“ケア”―思想史 |
3 | 第2章 弱者の視点から見る―暴力と共生の物語 |
4 | 第3章 SF的想像力が生み出すサバイバルの物語 |
5 | 第4章 “有害な男らしさ”に抗する文学を読む |
6 | 第5章 死者の魂に思いを馳せる―想像力のいつくしみ |
7 | 口をつぐむこと、弱くあることについて―あとがきにかえて |