著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
一つの歴史が終わり、いくつもの歴史が始まる―。西洋史上の画期をなすピピンの即位とカールの皇帝戴冠。彼らの後裔による覇権争いの下、中世世界は本格的に姿を現す。「自由なる民」の興亡を描く初の通史の最終巻。本巻では、王権の動向を軸に、経済・軍事の変革やキリスト教規範の浸透、新勢力の台頭を世界史的視座から見届ける。
関連記事
収録内容
1 | 第1部 新たな王朝の誕生と躍進(ピピン三世の国王即位 |
2 | カロリング朝の確立と国王カール |
3 | カロリング朝の社会機構とカールの皇帝戴冠) |
4 | 第2部 弛緩する王朝内部の統制力(ルートヴィヒ敬虔帝の危うさ |
5 | 帝国分裂への序曲 |
6 | 兄弟支配体制の内破 |
7 | 解体過程の揺らぎ) |
8 | 第3部 権力継承勢力の布置(錯綜する支配継承 |
9 | 領邦覇権の生成様式 |
10 | 支配門閥間の権力ゲームとその結末) |