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商品説明
もうここで「女性詩」という言葉を本当の意味での死語にしたい。いま書きとめておきたい大切な詩人たち―新藤凉子、財部鳥子、高良留美子、滝口雅子、日高てる、西岡寿美子、栗原貞子、塔和子、河津聖恵、俵万智、日和聡子、蜂飼耳。次の世代に送る詩人論ノート3部作、完結編!
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収録内容
1 | 新藤凉子―接近した連詩の魅力 |
2 | 財部鳥子―腐蝕と凍結 |
3 | 高良留美子―現実をどう表現にするか |
4 | 滝口雅子―職能婦人と戦後の詩意識 |
5 | 日高てる―モダニズム誌「爐」からの出発 |
6 | 西岡寿美子―詩人の眼が実現させた土佐 |
7 | 栗原貞子―「生ましめんかな」を問う |
8 | 塔和子―ハンセン病最後の詩人 |
9 | 河津聖恵―“女性詩”とは異質な流れから |
10 | 俵万智―『サラダ記念日』と一九八〇年代 |
11 | 日和聡子―山陰の風土と、詩を書くということ |
12 | 蜂飼耳―「ラ・メール」以後・新世紀へ |