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商品説明
二部作―39年ぶり、待望の完結。大人になるため、おのおのの分身“星外脳”にいざなわれて、旅立つべき真冬の一夜―。死を運命づけられた命を見つめ、七人の少年少女が向き合う十数時間の試煉...。生まれてきたこと、生きること、愛と死、自由と連帯の意味の根源を照射し、この最悪の時代に贈る、真の「希望」のありかの物語。神を必要としない“ただ、人間のみの、聖書”をめざして―。『吹雪の星の子どもたち』初版(1984年/径書房)から39年、加筆版決定稿に書き下ろし後篇『翡翠の天の子どもたち』を併せ、奇蹟の長篇小説二部作、ついに完結。全110章+序詞+終章=総1900枚・980ページ。「あとがき―39年ぶりの、少しだけ、長い手紙」を付す。