著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
敗戦で国柄を蒸発させ、精神の故郷を喪失した日本人。“祖国”を取り戻すためには何が必要なのか?先の大戦で子々孫々のため、家族のため、そして国や故郷のために戦った多くの兵士たちは元来、サラリーマンや教師、農家といった一般の人たちだった。彼らはどんな想いを胸に銃を取ったのか?本人や遺族を丹念に取材した鎮魂のノンフィクション。
関連記事
収録内容
1 | 第1章 玉音放送後に刻まれた哀傷―樺太看護婦集団自決事件 |
2 | 第2章 B29搭乗員を介錯した武士道の〓末―千葉県日吉村・俘虜斬首事件 |
3 | 第3章 Uボート内に散った日本人技術者―庄司元三海軍技術中佐の最期 |
4 | 第4章 特攻隊発祥の地を歩く―敷島隊員・谷暢夫の生涯を追って |
5 | 第5章 函館俘虜収容所第一分所で何が起きたのか―陸軍大尉・平手嘉一の事例 |
6 | 第6章 知られざる特攻兵器「震洋」が描いた航跡―とある元搭乗員の追懐 |
7 | 第7章 特攻にまつわる然る夫婦の相聞歌―日本人の死生観に関する一つの記録 |
8 | 第8章 埋もれた史実「モンゴル抑留」の実態―ウランバートルに隠された悲話 |
9 | 第9章 敗戦の責任は何処に有りや―肥田武中尉が示した魂魄の行方 |
10 | 第10章 台湾で神になった日本人兵士―台南市・飛虎将軍廟を護る人々 |