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商品説明
今よりはるかに異国は遠く、戦争が眼前にあった頃―。妻と共に海外へ旅立ち、帰国後もあらゆる権力からの支配を厭った金子光晴。「天の邪鬼」な反骨の詩人は、母国を批判し、そして案じた。性と肉体の衝撃に曝された幼少期、放埓な青年期、戦後を経た晩年まで、類なき生涯で眼にした世界の痛みと光を鮮やかに綴る。自叙伝『詩人』と自伝的詩集『人間の悲劇』を併録。
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収録内容
1 | 詩人 金子光晴自伝(洞窟に生み落されて |
2 | 「水の流浪」の終り |
3 | 棲みどころのない酋長国 |
4 | 解体と空白の時代―戦後) |
5 | 人間の悲劇(航海について |
6 | 自叙伝について |
7 | 亡霊について |
8 | 死について |
9 | ぱんぱんの歌 |
10 | えなの唄) |
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