本/雑誌
魂を失った都 ウィーン1938年 / 原タイトル:STADT OHNE SEELE (叢書・ウニベルシタス)
マンフレート・フリュッゲ/〔著〕 浅野洋/訳
5500円
ポイント | 1% (55p) |
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発売日 | 2023年08月中旬発売 |
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商品説明
知識人、政治家、民衆は侵略にどう処したか。19世紀末~20世紀初頭、パリと並んで西洋の学芸の中心地であると同時に、反ユダヤ主義の温床ともなったウィーン。オーストリア国家を自殺に追いやり、絶滅収容所体制へと直結したナチスドイツによる「合邦」はなぜ、いかに仕組まれ、国民から歓呼で迎えられたのか。フロイトをはじめとする多数の思想家、芸術家として政治家らの動向を詳細に跡づけ、この時代全体をパノラマで描ききった歴史ドラマ。
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収録内容
1 | 1 合邦、追放、閉鎖 |
2 | 2 変わらないウィーン |
3 | 3 ユダヤ人の不在 |
4 | 4 盗まれた共和国 |
5 | 5 魂の小説 |
6 | 6 フロイトの世界 |
7 | 7 フロイトという男とモーセの神話 |
8 | 8 ウィーンをめぐるヒトラーの嘘 |
9 | 9 冬季大会 |
10 | 10 命取りとなった春の夜 |
11 | 11 名前のない国 |
12 | 12 無慈悲に |
13 | 13 名誉囚人シューシュニック |
14 | 14 ウィーンのレクイエム |
15 | 15 ドイツ的な変身 |
16 | 16 切断された履歴 |
17 | 17 トランジット |
18 | 18 フロイト、去る |
19 | 19 ロンドンでのエピローグ |
20 | 20 記憶の痕跡 |