本/雑誌
記憶は実在するか ナラティブの脳科学 / 原タイトル:The Rag and Bone Shop
ヴェロニカ・オキーン/著 渡会圭子/訳
2750円
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発売日 | 2023年08月中旬発売 |
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商品説明
本書には、さまざまな幻視、幻聴、幻覚に翻弄される人々が登場する。妄想は薬によって消散してしまうが、現実にはなかったはずの出来事の記憶が、時にありありとよみがえって彼らを苦しめる。それは単なる脳の誤作動なのだろうか?記憶は“私が私である”という意識を支える柱だ。けれども、その記憶が幻覚ではなかったと本当に言い切れるだろうか。同じ出来事の記憶が人によって異なるのだとしたら、記憶とは何だろうか?いったい記憶はどのようにつくられるのか。記憶がいかにして“私”という意識につながるのか。多くの症例を診ながら記憶の謎を問い続けてきた精神科医が、脳・意識・心の織りなす不可思議な物語をときほぐす。
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収録内容
1 | 1 私たちは記憶をどのようにつくるか(始まり |
2 | 感覚―記憶の原材料 |
3 | メイキング・センス |
4 | 海馬の話 |
5 | 第六の感覚―隠れた皮質 |
6 | 場所の感覚 |
7 | 時間と継続性の経験 |
8 | ストレス―思い出すことと“忘れること”) |
9 | 2 記憶は私たちをどのようにつくるか(自己認知―自伝的記憶の始まり |
10 | 生命の木―樹枝状成長と刈り込み |
11 | 自己意識 |
12 | 性ホルモンとムクドリ |
13 | 変わる人生のナラティブ |
14 | 虚偽か事実か |
15 | いちばん古い記憶) |