本/雑誌
人体ヒストリア その「体」が歴史を変えた / 原タイトル:A HISTORY OF THE WORLD THROUGH BODY PARTS
キャスリン・ペトラス/著 ロス・ペトラス/著 向井和美/訳
2530円
ポイント | 1% (25p) |
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発売日 | 2023年08月中旬発売 |
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商品説明
古代の洞窟に描かれた手形から、ギリシャ神のペニス、近代中国の纏足、宇宙遊泳中の膀胱まで、著者のペトラス兄妹は独特のウィットと鋭い洞察力を駆使し、歴史のなかで人体が果たしてきた役割、人体が歴史に与えた影響に着目した。まったく新しい視点で歴史と人体を「解剖」する、知られざる秘話、トリビア、エピソード集。
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収録内容
1 | 紀元前5万年~紀元前1万年 旧石器時代の女性の手―世界最古の洞窟アート、「手形ステンシル」はなぜ生まれたか |
2 | 紀元前1478年~紀元前1458年ごろ ハトシェプスト女王の顎ひげ―「堂々たる男らしさ」を装い、古代エジプトを統治した女傑 |
3 | 紀元前510年~紀元前323年 最高神ゼウスのペニス―性器から見る古代ギリシャの美学と哲学、「小さいことはいいことだ」 |
4 | 紀元前69年~紀元前30年 クレオパトラの鼻―なぜサイズが問題なのか―鼻の高さと帝国の大きさの関係 |
5 | 226年~248年 趙氏貞の乳房―胸もあらわに家父長制と闘ったベトナムのジャンヌ・ダルク |
6 | 634年ごろ~687年 聖人カスバートの爪―カトリック教会にとって聖遺物とは、影響力と大金を得る手段 |
7 | 700年ごろ ショーク王妃の舌―ボディーピアスのマヤ流政治学―流血の儀式はいかに文明を維持したか |
8 | 973年~1057年 アル・マアッリーの目―視力を失った哲学者の先見性―中世イスラム世界はいかに進んでいたか |
9 | 1336年~1405年 ティムール(タメルラン)の脚―ハンディをものともしない、チンギス・ハーンより残忍な征服者 |
10 | 1452年~1485年 リチャード3世の背中―王位争いとネガティブキャンペーン、そして「かの有名な劇作家」が強めた暴君像 |
11 | 1483年~1546年 マルティン・ルターの腸―便秘に悩んで宗教改革!天啓は神聖な場で下りたわけではない |
12 | 1501年ごろ~1536年 アン・ブーリンの心臓―噂の王妃は頭だけでなく、ハートも切り取られた? |
13 | 1600年~1649年/1559年~1658年 チャールズ1世とクロムウェルの頭―王党派vs議会派―ともに首を刎ねられた元首の話 |
14 | 1661年~1700年 カルロス2世の顎―同族結婚に執着したスペイン・ハプスブルク家の悲劇 |
15 | 1732年~1799年 ジョージ・ワシントンの(入れ)歯―建国の父である「ご主人様」はどうやって歯を手に入れたか |
16 | 1741年~1801年 ベネディクト・アーノルドの脚―残された脚だけが英雄扱い―独立戦争の功労者、同志を裏切る |
17 | 1743年~1793年 マラーの皮膚―煽動、暗殺、プロパガンダ、神格化...風呂から出られないパリの革命家の一生 |
18 | 1788年~1824年 バイロン卿の足―徹底したイメージ戦略で生まれた悩み多き「正統派アイドル詩人」 |
19 | 1822年ごろ~1913年 ハリエット・タブマンの脳―頭蓋骨を砕かれて見えはじめた、奴隷制廃止への一条の光 |
20 | 1847年~1922年 ベル一家の耳―失われた聴覚はどうカバーする?史上最強の利器が誕生するまで〔ほか〕 |