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商品説明
カール大帝の死後、フランク帝国は3分割される。そのひとつ、東フランク王国の貴族の子として912年に生まれたオットーは、父による東フランク王位獲得の後、936年、国王に即位する。東方異民族による度重なる侵攻、兄弟や息子たちの叛乱、3度のイタリア遠征と、その生涯は戦役の連続だった。カール大帝の伝統を引く皇帝戴冠を受け、のちに神聖ローマ帝国と称される大国の基盤を築いた王者の不屈の生涯を描く。
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収録内容
1 | 第1章 北の辺境ザクセン―カロリング朝の遺産 |
2 | 第2章 少年時代の世界―オットー朝の始まり |
3 | 第3章 支配者への道―若き国王の修行時代 |
4 | 第4章 絶望の淵から―父と子の確執 |
5 | 第5章 レヒフェルトの戦い―西欧世界の覇者として |
6 | 第6章 ローマを目指して―皇帝戴冠への道 |
7 | 第7章 エルベを越えて―キリスト教伝道の使命 |
8 | 終章 オットーの遺産―神聖ローマ帝国とドイツ人 |