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商品説明
仏教のユニークネスとは何か。その独自性は、世界宗教の海原に、比類ない痕跡を残しているのではないか。インドを専門とする視点から、仏教における悟り・目覚めの意義と、その共同性への位置づけをめぐる苦闘をとらえる。
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収録内容
1 | 序章 「宗教」認識のギャップ |
2 | 1 仏教の寛容思想(「寛容」の意味と多様性 |
3 | 「冷たい寛容」と「温かい寛容」 |
4 | インド的なるもの ほか) |
5 | 2 ブッダと梵天―仏教の平和思想とその起源(仏教の盛衰研究の問題点 |
6 | 梵天勧請と『梵天勧請経』) |
7 | 3 梵天勧請と神仏習合―世界史の中の仏教(仏教の特異性 |
8 | 神仏習合への道 |
9 | 梵天勧請理論の限界) |
10 | 終章 共生の思想としての世俗主義―インドを事例として |