本/雑誌
実力も運のうち 能力主義は正義か? / 原タイトル:THE TYRANNY OF MERIT (ハヤカワ文庫 NF 602)
マイケル・サンデル/著 鬼澤忍/訳
1320円
ポイント | 1% (13p) |
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発売日 | 2023年09月中旬発売 |
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商品説明
努力して高い能力を身につけた者が、社会的成功とその報酬を手にする。こうした「能力主義(メリトクラシー)」は一見、平等に思える。だが、本当にそうだろうか?ハーバード大学の学生の3分の2は、所得分布で上位5分の1にあたる家庭の出身だ―。「やればできる」という言葉に覆い隠される深刻な格差を明るみに出し、現代における「正義」と「人間の尊厳」を根本から問う、サンデル教授の新たなる主著。
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収録内容
1 | プロローグ |
2 | 序論―入学すること |
3 | 第1章 勝者と敗者 |
4 | 第2章 「偉大なのは善だから」―能力の道徳の簡単な歴史 |
5 | 第3章 出世のレトリック |
6 | 第4章 学歴偏重主義―容認されている最後の偏見 |
7 | 第5章 成功の倫理学 |
8 | 第6章 選別装置 |
9 | 第7章 労働を承認する |
10 | 結論―能力と共通善 |
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