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商品説明
大正デモクラシーの終焉から戦争終結まで―最も抑圧された暗い時代に「精神の自由」を掲げ、毅然と生き抜いた人々がいた。斎藤隆夫、山川菊栄、山本宣治ら、己の信じる道を歩み、灰色の時代に希望の灯を点した生涯を描く。文庫化に際し新章を加筆。
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収録内容
1 | 第1章 斎藤隆夫―リベラルな保守主義者 |
2 | 第2章 山川菊栄―戦時中、鶉の卵を売って節は売らず |
3 | 第3章 山本宣治―人生は短く、科学は長い |
4 | 第4章 竹久夢二―アメリカで恐慌を、ベルリンでナチスの台頭を見た |
5 | 第5章 九津見房子―戸惑いながら懸命に生きたミス・ソシアリスト |
6 | 第6章 斎藤雷太郎と立野正一―「土曜日」の人々と京都の喫茶店フランソア |
7 | 第7章 古在由重―ファシズムの嵐の中を航海した「唯物論研究」 |
8 | 第8章 西村伊作―終生のわがまま者にしてリベルタン |
9 | 第9章 吉野作造―権力に抵抗した、実践的政治学者 |
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