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福島原発事故は人びとに何をもたらしたのか 不可視化される被害、再生産される加害構造 (シリーズ環境社会学講座)
関礼子/編 原口弥生/編
2750円
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発売日 | 2023年09月上旬発売 |
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商品説明
原発事故がもたらした大きな分断と喪失。事故に至る加害構造が事故後に再生産される状況のなかで、被害を封じ込め、不可視化していく力は、人びとから何を剥奪し、被害を増幅させたのか。複雑で多面的な被害を生き抜いてきた人びとの姿を見つめる。「復興」と「再生」のなかで増幅され埋もれていく被害。
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収録内容
1 | 不可視化される被害と再生産される加害構造 |
2 | 1 福島原発事故の“加害‐被害”構造―史上最大の公害事件の背景(福島原発事故がもたらした分断とは何か |
3 | 原発城下町の形成と福島原発事故の構造的背景 ほか) |
4 | 2 被害を封じ込める力、被害に抗う力(避難者を受け入れた被災地域の葛藤 |
5 | 避難指示の外側で何が起こっていたのか―自主避難の経緯と葛藤 ほか) |
6 | 3 「復興」と「再生」のなかで―増幅され埋もれていく被害(「ふるさとを失う」ということ―定住なき避難における大堀相馬焼の復興と葛藤 |
7 | 「生活再建」の複雑性と埋もれる被害 ほか) |
8 | 終章 加害の増幅を防ぐために―被害を可視化し、「復興」のあり方を問う |