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商品説明
ポップカルチャーには現代女性の働きかたが反映されている―。異性愛と家父長制を否定した『アナと雪の女王』や、アイデンティティの労働がいかなるものかを示した『魔女の宅急便』、「無賃家事労働」の問題をラブコメにおとしこんだドラマである『逃げるは恥だが役に立つ』など、数々の映画やドラマを縦横無尽、クリアに論じた文芸批評を大幅増補・改訂して文庫化。
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収録内容
1 | 第1章 『アナと雪の女王』におけるポストフェミニズムと労働 |
2 | 第2章 無縁な者たちの共同体―『おおかみこどもの雨と雪』と貧困の隠蔽 |
3 | 第3章 『千と千尋の神隠し』は第三波フェミニズムの夢を見たか?―アイデンティティの労働からケア労働へ |
4 | 第4章 母のいないシャカイのユートピア―『新世紀エヴァンゲリオン』から『インターステラー』へ |
5 | 第5章 『かぐや姫の物語』、第二の自然、「生きねば」の新自由主義 |
6 | 終章 ポスト新自由主義へ |