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商品説明
人類は技術をどのように捉え、いかに付き合ってきたのか?古代ギリシャからキリスト教的中世、近代の科学革命、現代の最新テクノロジーまで、具体的な事物に拠りつつ、普遍かつ喫緊の問題の核心へと迫る。自然や社会に開かれた技術の多次元的性格を明らかにし、災厄の時代を生き抜くための根源的な知のあり方を示す、泰斗による決定版・入門書。
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収録内容
| 1 | 序章 なぜ、現在、技術は哲学の根本問題となるのだろうか? |
| 2 | 第1章 人間にとって技術とは何か―プロメテウス神話と哲学的人間学 |
| 3 | 第2章 宇宙の秩序に従って生きる―プラトンと価値の問題 |
| 4 | 第3章 自然の模倣―古代:アリストテレス |
| 5 | 第4章 形の生産―中世:キリスト教 |
| 6 | 第5章 自然の支配―近代:F・ベーコン |
| 7 | 第6章 科学革命―近代科学の成立と技術の役割 |
| 8 | 第7章 イデオロギーとしての科学と技術―近代のパラドックス |
| 9 | 第8章 技術は科学の応用か―知識論の「技術論的」転回 |
| 10 | 第9章 技術と社会―技術決定論から社会構成主義へ |
| 11 | 第10章 技術の解釈学―変革可能性のために |
| 12 | 第11章 技術の創造性と設計の原理 |
| 13 | 第12章 フェミニスト技術論 |
| 14 | 第13章 技術との新たな付きあい方を求めて―J・デューイとH・ヨナス |
| 15 | 終章 技術・事故・環境―福島第一原子力発電所事故からの教訓 |
| 16 | 補論 日本における技術哲学―西田幾多郎、三木清、戸坂潤 |
