著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
漕ぎ出そう、翻訳論の新たな次元をめざして!AIで翻訳が「できてしまう時代」に、『ホビット』などの翻訳でも知られる著者が「翻訳になぜ理論が必要か」を考える。カフカ、〓外、ディケンズを股にかけ、『源氏物語』『チョコレート工場の秘密』『羅生門』と丁々発止のテクスト間対話を試みながら、文学翻訳の質への問い、翻訳すること読むことの喜びへと、読者をいざなう。
関連記事
収録内容
1 | 1 翻訳になぜ理論が必要か(イントロダクション―翻訳論はなぜ必要か |
2 | 世界にはどんな翻訳論があるのか |
3 | まず、翻訳を定義してみよう |
4 | 日本の「翻訳」とは何だったのか |
5 | 形か意味か(1)―西欧の逐語訳 ほか) |
6 | 2 翻訳の実例を見る(文学翻訳の実践へ―冒険の見取り図 |
7 | 翻訳推敲のワークショップ―『たのしい川べ』 |
8 | 視点・声・心理劇を翻訳する―『床の下のこびとたち』 |
9 | 物語の意味を翻訳する―『ホビット』(1) |
10 | 物語の仕掛けを翻訳する―『ホビット』(2) ほか) |