本/雑誌
ナラティヴとダイアローグの時代に読むポー
辻和彦/編著 山本智子/編著 中山悟視/編著
2860円
ポイント | 1% (28p) |
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発売日 | 2023年09月下旬発売 |
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商品説明
「ナラティヴ」と「ダイアローグ」を鍵概念にして、イタリア文学、仏文学、独文学、中国文学などの他領域の文学者や心理学、教育学、ジェンダー研究者といった異なる視点からポーという物語のなかに沈み込んだ「声」を照射する。「多様性の時代」に浮かび上がるポー!
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収録内容
1 | はじめに―ポリフォニーへの扉 |
2 | 序章 “対談”ポーとヴォネガット―私たちはどこに向かうのか?(中山悟視×辻和彦) |
3 | 第1章 分析的理性の暗転―E・A・ポー「アッシャー家の崩壊」とE・T・A・ホフマン「世襲領」再考 |
4 | 第2章 疫病と悪夢―マンゾーニ『婚約者』を通して「赤死病の仮面」を読む |
5 | 第3章 アンドレ・ブルトンにおけるポーの位置と“崇高なるユーモア” |
6 | 第4章 何がポーに小説を書かせたのか―特殊と普遍のあいだ |
7 | 第5章 “対談”ウィリアム・ウィルソン―トランスジェンダーの視点から(町田奈緒士×辻和彦) |
8 | 第6章 “対談”ポーの「黒猫」―近代的な「まなざし(視線)」(光田尚美×辻和彦) |
9 | 第7章 “対談”ランダーの別荘―根源的自己への回帰の旅(山本智子×辻和彦) |
10 | 終章 ツナミの記憶―エドガー・アラン・ポーと恐怖の彼方に |
11 | むすびに代えて―新しい扉をひらく |