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商品説明
保守とリベラルの対話、成熟した国のありかたや老いの肯定、さらにはビジネスにおける組織論、日本の思想や歴史理解にも役立つ、隠れた力を解き明かす。それは過去との一貫性を主張しながら、実際には過去の解釈を変え、現実に合わせて変化する力―過去と現在をつなげる力です。持続する力であり、聞く力であり、記憶する力であり、読み替える力であり、「正しさ」を変えていく力でもあります。そして、分断とAIの時代にこそ、ひとが固有の「生」を肯定的に生きるために必要な力でもあるのです。
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収録内容
1 | 第1章 なぜ「訂正する力」は必要か(ヨーロッパのしたたかさ |
2 | 「空気」は訂正できるか ほか) |
3 | 第2章 「じつは...だった」のダイナミズム(訂正は日常的にやっている |
4 | 試行錯誤の価値 ほか) |
5 | 第3章 親密な公共圏をつくる(時事と理論と実存 |
6 | 訂正する力は経営の哲学だ ほか) |
7 | 第4章 「喧騒のある国」を取り戻す(日本思想の批判的な継承 |
8 | 日本哲学のジレンマ ほか) |
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