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商品説明
和の食材や調理法は多様性に富んでおり、雑煮やおせち、節供など「ハレの日」の料理ばかりでなく、日々の暮らしのなかで受け継がれてきた数多くの食がある。だが、東京への一極集中や少子高齢化による後継者不足によって、農地は荒れ、名産品だけでなく、食器やしつらえの生産も細り、地方、とくに山間地で、その伝統食が失われつつあるのだ。今こそ、和食を保護し未来へ継承していくために、各地各時代に成立した「いくつもの和食」に光をあてる。
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収録内容
1 | 第1章 人類の食、日本人の食 |
2 | 第2章 こんなにもある和食材 |
3 | 第3章 東と西の和食文化 |
4 | 第4章 都会と田舎の食 |
5 | 第5章 江戸と上方―都市部の食 |
6 | 第6章 二つの海―日本海と太平洋 |
7 | 第7章 海と里と山―里海・里地・里山 |
8 | 第8章 武家・貴族・商人の食 |
9 | 第9章 はしっこの和食 |
10 | 終章 いくつもの「和食」を未来へ |