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商品説明
この数年、日本のワクチン接種は、環境において大きな前進が2つあった。1つは、新型コロナに対するmRNA(メッセンジャーRNA)ワクチン提供が非常にうまくいったこと。もう1つは、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの積極的勧奨が再開されたことである。ワクチンを論じる上で最も重要な2つのポイントは、有効性と安全性だ。著者はこれまで光文社新書で、ワクチン・予防接種をテーマに2冊の本(『予防接種は「効く」のか?』『ワクチンは怖くない』)を刊行し、この2点について検討してきた。それらをふまえ執筆する3冊目の本書では、ワクチンについて様々に論じられる中での最新の動きに加え、予防接種制度や海外のワクチンも含めたワクチン接種の全体像、またそれぞれのワクチンがどう活用されるのかを、包括的に、かつ分かりやすく解説する。
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収録内容
1 | 1 ワクチンと新型コロナワクチンを学び直す(ワクチンと日本 |
2 | 予防接種の歴史 |
3 | ワクチンが効果を発揮する理由 |
4 | ワクチンの種類 |
5 | 新型コロナワクチン、最新情報) |
6 | 2 予防接種制度を学び直す(定期接種と任意接種 |
7 | 各種ワクチン) |
8 | 3 多様なケースとワクチン |
9 | 4 ワクチンの未来 |