本/雑誌
男性の性暴力被害 (集英社新書)
宮崎浩一/著 西岡真由美/著
1056円
ポイント | 1% (10p) |
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発売日 | 2023年10月下旬発売 |
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商品説明
性暴力とは、同意のない中で行われる性的言動すべてのこと。その被害者は女性であることがこの社会では自明とされてきたが、しかし、現実には性暴力被害は男性にも起こりうる。なぜ彼らの被害は今まで見えなくされ、いかに「なかったこと」にされてきたのか?その背景には、社会的に構築された「男らしさ」の呪縛があるのではないか?今ようやく様々な事件が報道されるようになり、事態の深刻さが認識されつつある中、本書は男性の性暴力被害の実態、その心身へ及ぼす影響、不可視化の構造、被害からの回復と支援の在り方まで等を明らかにする。
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収録内容
1 | 第1章 「男性の」と言わないと見えない性暴力被害とは何か(性暴力とは何か |
2 | 男性の性暴力被害の見方 |
3 | 男性の性暴力被害が明らかになるまで―被害調査前史 |
4 | 男児の性暴力被害) |
5 | 第2章 被害後の影響―心と身体(性暴力被害の心身への影響 |
6 | 男性に特徴的な影響 |
7 | 被害の認識の難しさ |
8 | 被害開示と援助要請の難しさ) |
9 | 第3章 性暴力と「男性被害」―歴史と構造(性暴力の歴史 |
10 | 不可視化の構造 |
11 | 男性優位な社会での男性被害者の位置 |
12 | 男性と加害/被害の関係 |
13 | 女性加害者について) |
14 | 第4章 生き延びる過程―回復と支援(被害当事者の方へ |
15 | 身近にいる方々へ |
16 | 男性被害者を支援するということ) |
17 | 第5章 個別的な苦しみと社会をつなげる(男性の性暴力被害の不可視化で得をするのは誰か |
18 | 個人の痛みと男性カテゴリーの狭間) |
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