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商品説明
拘禁刑時代における「塀の中」の課題はなにか。矯正行政に生じる課題とその対応等に関して、歴史研究等の成果も踏まえ「更生:care」の視点から受刑者処遇や少年矯正を捉え直し、「社会化:reintegration」に向けた対話や物語といったナラティブモデルの可能性を検討する。
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収録内容
1 | 第1章 刑法改正に伴う受刑者処遇の意義と課題 |
2 | 第2章 「所定の作業」から「更生作業」への展開 |
3 | 第3章 改正少年法と少年矯正の課題 |
4 | 第4章 「矯正」の解体―規律化から社会化、さらに再社会化へ |
5 | 第5章 矯正施設と立ち直り支援 |
6 | 第6章 監獄から刑務所、そして社会へ―有馬行刑の形成・伝承と今日的意義 |
7 | 第7章 「矯正施設」から社会へ―立ち直り支援のための施設内処遇の在り方 |
8 | 第8章 「矯正教育」の新たな展開―「ことばの形成」に着目した少年院の新たな取組 |