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商品説明
東日本大震災で水素爆発した福島第一原発から約10キロ。朝日新聞福島総局に配属された著者は、避難指示が一部で解除されたばかりの福島県浪江町で、新聞配達をしながら現地の人びとの生活を描き出そうと取材に乗り出す。ある日、末期ガンの宣告を受けた浪江町長から“最期のメッセージ”を記録して欲しいと託され...。開高健賞受賞記者が原発被災地に3年半住み込んで記した震災ルポルタージュ。第2回ジャーナリズムXアワード(Y賞)受賞。第8回城山三郎賞最終候補作品。
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収録内容
1 | 序章 白い土地 |
2 | 第1章 夕凪の海 |
3 | 第2章 馬術部の青春 |
4 | 第3章 「アトム打線」と呼ばれて |
5 | 第4章 鈴木新聞舗の冬 |
6 | 第5章 ある町長の死1 |
7 | 第6章 ある町長の死2 |
8 | 第7章 ある町長の死3 |
9 | 第8章 満州移民の村 |
10 | 第9章 フレコンバッグと風評被害 |
11 | 第10章 新しい町 |
12 | 第11章 聖火ランナー |
13 | 終章 一〇〇〇年先の未来 |
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