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商品説明
一九五五年、京都大学の学術探検隊に同行し、西アジア諸国を歴訪した著者。その体験から生まれた視点により、対立ではなく平行進化として東西の近代化を捉え、“中洋”を提唱する。六〇年代にかけての東南アジア、アフリカ各国訪問を経て、比較宗教論へと連なる論考の集成に、著者の到達点を示す「海と日本文明」(二〇〇〇年)を増補する。
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収録内容
1 | 東と西のあいだ |
2 | 東の文化・西の文化 |
3 | 文明の生態史観 |
4 | 新文明世界地図―比較文明論へのさぐり |
5 | 生態史観からみた日本 |
6 | 東南アジアの旅から―文明の生態史観・つづき |
7 | アラブ民族の命運 |
8 | 東南アジアのインド |
9 | 「中洋」の国ぐに |
10 | タイからネパールまで―学問・芸術・宗教 |
11 | 比較宗教論への方法論的おぼえがき |
12 | 海と日本文明 |