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商品説明
近年、中国・習近平政権が台湾統一に向けて、台湾への政治的・軍事的・経済的圧力を高めていることで、アメリカを中心とする西側諸国との対峙が明確化し、我が日本も台湾有事に巻き込まれる危機に直面している。本書は、2019‐2021年までの台湾情勢を、中台関係・内政・外交・軍事・日台関係に分けて時系列的に記述・分析し、台湾海峡危機の事態推移を詳細に解説。さらに、序章・終章で前後の期間の動向も概観するとともに、台湾と諸外国関係に関するコラムにより、錯綜する台湾問題への俯瞰的な理解を提供した、有事回避のための台湾と日本のこれからを示唆する力作。
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収録内容
1 | 序章 台湾アイデンティティーを味方にした民進党政権 |
2 | 第1章 瀕死の蔡英文政権を援護射撃した習近平氏(二〇一九年)(習近平主席が対台湾五か条の方針を発表(一月) |
3 | 王金平元立法院長が総統選挙出馬へ意欲(二月) ほか) |
4 | 第2章 米国と着実な関係強化を進める蔡英文政権(二〇二〇年)(八〇〇万票超で再選を決めた蔡英文総統(一月) |
5 | 新型コロナウイルス感染症が台湾へ上陸(二月) ほか) |
6 | 第3章 コロナ流行を機に台湾に圧力をかける中国(二〇二一年)(バイデン大統領就任式に台湾代表初出席(一月) |
7 | 爆撃機や早期警戒機もTADIZに進入(二月) ほか) |
8 | 終章 圧力を強化し続ける中国に対抗する台湾 |