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商品説明
“山の深みに届いた生活”に憧れ手に入れた八ヶ岳の小さな山小屋。無骨な暖炉にゆっくりと火を熾こせば、炎に映る孤独はひたひたと一人を満たす。病の発覚、父親の死、コロナ禍...思いがけない非日常に立ち尽くす時も鳥は囀り、木々は色づき、季節は巡る。太古からの時間、自らの生をまっとうするため、心にいのちの火を灯すエッセイ。
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収録内容
1 | 第1章 山小屋暮らし(山の深みに届く生活 |
2 | 火のある風景 |
3 | 遅い春・早い初夏 |
4 | 風の来る道 |
5 | ストーブの話 |
6 | 長く使われるもの) |
7 | 第2章 巡りゆくいのち(深まっていくもの |
8 | 更新される庭 |
9 | 冬ごもりの気持ち |
10 | 養生のこと |
11 | 南の風) |
12 | 第3章 鳥の食事箱(野生と付き合う |
13 | リスのこと |
14 | 植物と仲良くなり、ときどき食べる |
15 | 時間が止まり) |
16 | 第4章 いのちの火を絶やさぬように(滲み出る本質 |
17 | 滞りが生まれてしまう |
18 | 少しづつ、育てる) |
19 | 第5章 遠い山脈(秘そやかに進んでいくこと |
20 | 日常が甦る |
21 | 遠い山脈 |
22 | 生命は今もどこかで |
23 | 右往左往のただなかに在ること) |
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