本/雑誌

イン/ポライトネス研究の新たな地平批判的社会言語学の広がり

3850円

ページ数	375

イン/ポライトネス研究は新たなステージへ。政治、AI、ソーシャルメディア、マウンティングなど「協調」と「非協調」、「ポライト」と「インポライト」のスペクトラムを捉える。本書は、複雑化、多様化する社会の幅広いコミュニケーションへと視野を広げ、イン/ポライトネス研究の地平を開くことを目的とする。

1	第1章イン/ポライトネス研究の新たな地平を目指して
2	第2章イン/ポライトネスと感情
3	第3章協調的ではないコミュニケーション―協調の原理、ポライトネス理論とジークフリート・イェーガーの装置分析
4	第4章断絶のコミュニケーションをイン/ポライトネスの観点から考える
5	第5章「マウンティング」をイン/ポライトネス研究から考える
6	第6章参与者が傷ついたとされるコミュニケーションのイン/ポライトネス―Twitterにおける事例から
7	第7章医療隠語に見るイン/ポライトネス・ストラテジー
8	第8章組織ディスコースにみるポライトネスとパワー行使の一考察
9	第9章公的機関で使用される「やさしい日本語」とポライトネス―若い世代の日本在住外国人の意識に着目して
10	第10章大学「初修外国語教育」におけるジェンダー、セクシュアリティを考える
11	第11章ポライトネスの観点から見た中国語の「新敬語」―「〓」を手掛かりとして