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商品説明
キリスト教は性にたいして厳格で保守的であるといわれる。しかし中世からルネサンスにかけて、人々は、時にジェンダーの境界をさまよい、時に「クィア」と呼ばれる性的嗜好を先取りしたキリストを描いた。正統と異端のあいだで揺れる神の子のさまざまな姿に、図像と言説から迫る。民衆の豊かな想像力を伝える西洋美術史。
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収録内容
1 | 1 クィアなキリスト(キリストとヨハネ |
2 | イスカリオテのユダとキリスト |
3 | マリアとキリスト) |
4 | 2 交差するジェンダー(もしもキリストが女性だったら |
5 | 「傷(ウルヌス)」、「子宮(ウルウァ)」、「乳首(ウベル)」 |
6 | 「スピリット」とは何か) |