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語り継ぐ経験の居場所 排除と構築のオラリティ

関礼子/編

3190円
ポイント 1% (31p)
発売日 2023年11月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2915907
JAN/ISBN 9784788518308
メディア 本/雑誌
販売新曜社
ページ数 7

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

語り難い、苦痛を呼び起こす記憶。なぜ語るのか。誰が、何のために、誰に向かって語るのか。語りと沈黙の間で揺れるオラリティ。語りから排除されるもの、語りを継承する困難、語り手と聞き手を隔てる深い溝。制度化され、硬直化し、当事者に背を向け始めるオラリティを当事者の世界に引き戻し、「今、ここ」を超えて経験と記憶の居場所を探る。

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    収録内容

    1 序 オラリティの居場所―語り難い経験をめぐって
    2 闘うオラリティ 1章 公害被害者の語りが生む連帯と分断―カネミ油症事件の事例から
    3 承認のオラリティ 2章 上手な運動の終い方?―オラリティと承認の多元性
    4 時間をつなぐオラリティ 3章 歴史というコモンズを掘る―劉連仁事件と地域史をつくる人々
    5 差別のオラリティ 4章 アイヌ、和人、ポジショナリティ―痛みの応答に向けての試論
    6 分析方法としてのオラリティ 5章 顔の見える「外国につながる住民」支援へ
    7 空間を読み解くオラリティ 6章 現場で交錯する実感と歴史との「連累」―なぜ大久野島を語り継ぐのか
    8 ア―カイブ化されたオラリティ 7章 制度化されたオラリティと“未開拓のオラリティ”の可能性
    9 オラリティを超えて 8章 もうひとつの世界―交わりに向かって

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