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本/雑誌

借家と持ち家の文学史 「私」のうつわの物語 (平凡社ライブラリー)

西川祐子/著

2420円
ポイント 1% (24p)
発売日 2023年11月上旬発売
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仕様

商品番号NEOBK-2917095
JAN/ISBN 9784582769562
メディア 本/雑誌
販売平凡社
ページ数 494

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

明治から令和までに書かれた大量の小説群を、「一冊の大河小説」として読む、破天荒な試み。小説には、家制度の解体から核家族化を経て、一人暮らしが激増する現在までの「家」や「家族」、そして、その時の「私たち」が、何を感じ、望み、考えてきたのかが、繰り返し描かれてきた。戦争やパンデミックで孤立や分断が進むいま、小説は「私たち」の、どんな苦悩と希望を映すのか。世界文学へと続く、十二作品の論考を増補。

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    収録内容

    1 第1章 借家の文学史
    2 第2章 生きられた家・描かれた家(家族の家の時代
    3 部屋の時代
    4 離合集散の時代)
    5 第3章 持ち家と部屋の文学史(ドールズ・ハウスの舞台 建築の様式と小説の様式―継承と変化
    6 小島信夫「うるわしき日々」―最後の「父の家」小説
    7 津島佑子「風よ、空駆ける風よ」―「母の家」小説の変化
    8 漂流する部屋―「居場所」探しの冒険物語)
    9 第4章 文学は、大河から海へ向かう(黒川創「かもめの日」
    10 岸政彦「図書室」、「リリアン」
    11 白尾悠「サード・キッチン」 ほか)

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