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商品説明
たくさんカネを持っている者が偉いんじゃない。心がきれいで、困っている人を助ける者が世の中で一番偉いんじゃ。生まれたばかりの我が子に繰り返した父の言葉は、「今だけ、金だけ、自分だけ」の荒廃した日本社会を今も照らしつづけている。
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収録内容
1 | 第1部 特攻隊員だった父(予科練に志願した父 |
2 | 自活しながら大阪外語大学へ |
3 | 就職と結婚―戦後一〇年ようやくつかんだ「心の平安」 |
4 | 反時代的な父の教育方針) |
5 | 第2部 特攻隊員だった父の遺したもの(杉原千畝と歴史修正主義 |
6 | リベラルと保守の間で宙づり―私の思想遍歴 |
7 | ヨーロッパ人文主義の後衛として |
8 | 知と行の一致 |
9 | 知識人の役割とは何か |
10 | パリからインドネシアへ |
11 | 学問と信仰 |
12 | 今だけ、金だけ、自分だけ―新自由主義がもたらしたもの) |