著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
人間の業を映す独自の作家活動を続けた森崎和江は、日本統治下の朝鮮に生まれた。大邱、慶州、金泉、現地で教師を務める父、温かな母と弟妹、そして「オモニ」たち―歴史的背景を理解せぬまま己を育む山河と町をただひたすら愛した日々に、やがて戦争の影がさす。人びとの傷と痛みを知らずにいた幼い自身を省みながら、忘れてはならぬ時代の記憶を切に綴る傑作自伝。
関連記事
収録内容
1 | 序章 |
2 | 第1章 天の川 |
3 | 第2章 しょうぶの葉 |
4 | 第3章 王陵 |
5 | 第4章 魂の火 |
6 | 余章 |