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商品説明
ケネディ大統領暗殺をめぐる疑惑や問題点は実に多く存在する。それはすべて、正しい調査をして真実に少しでも近づこうとしなかったウォーレン委員会の責任だ。この委員会が設置されたことで、地元ダラスの市警察やテキサス州の州警察は調査から外されてしまったのだ。...ウォーレン委員会は、オズワルド単独犯行をこじつけたいばかりに、こうした地元警察を意図的に排除したのだ。近年、当時をよく知る世代が高齢化し、急速にその数を減らしている。真実を残さなければという思いから、自分の知る事件について語る人たちが現れてきた。本書は、広く報道されていない、新しい証人とその証言についても検討し、事件の真相に迫ろうとした。いま我々にできることは証人たちの発言内容と『ウォーレン報告書』を徹底的に比較し、調べ直すことぐらいだ。本書はその作業の一つの結果である。
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収録内容
1 | 権威を笠に着た“嘘”が多くを騙す |
2 | 『ウォーレン報告書』 |
3 | オズワルド―共産主義者 |
4 | 一九六三年一一月二二日―目撃者 |
5 | マリオン・ベイカー巡査 |
6 | 「足音」の検証―委員会の犯罪 |
7 | ティピット巡査殺害事件―犯人オズワルドへの伏線 |
8 | オズワルド殺害―ジャック・ルビーの謎 |
9 | 魔法の銃弾―嘘の象徴 |
10 | ベセスダ海軍医療センター―検視と検視報告 |
11 | ザプルーダー・フィルムの改竄 |
12 | 奇妙な謎―大陰謀を示唆 |
13 | ジョンソン(副)大統領の不可解な行動―深まる疑惑 |
14 | 新しい証人たち―長い沈黙を破って |
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