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商品説明
17歳でフィレンツェに留学。極貧の画学生時代に食べたピッツァの味が、今でも忘れられない―。トマト大好きイタリア人、ピッツァにおける経済格差、世界一美味しい意外な日本の飲料など、「創造の原点」という食への渇望を、シャンパンから素麺まで貴賎なく綴る。さらに世界の朝食や鍋料理、料理が苦手だった亡き母のアップルパイなど、食の記憶とともに溢れる人生のシーンを描き、「味覚の自由」を追求する至極のエッセイ。
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収録内容
1 | 第1章 「貧乏」が私のかくし味(私の貧乏メシ |
2 | 貧乏ピッツァ |
3 | パンに挟んで食べれば世界は平和 |
4 | 温厚で寛容な「悪魔」) |
5 | 第2章 やっぱりイタリアは美味しい(イタリア式長生きの秘訣 |
6 | 最高の創造物―プリニウスも夢中だったもの |
7 | 真夏の菜園―イタリア人の血はトマトで出来ている |
8 | 夏はメロンで乗り切るイタリア |
9 | 栗―文明を支えるスーパー・フード |
10 | 豆のエゴイズム |
11 | ファースト・フードとスロー・フード) |
12 | 第3章 素晴らしき日本の食文化(地下の天国 |
13 | 世界一美味しい日本の牛乳 |
14 | 素麺、シンプルななりをした手強いやつ) |
15 | 第4章 世界を食べる(世界の朝メシ |
16 | 啜り喰ってこそ、醍醐味 |
17 | 鍋は食べる温泉である |
18 | たかが飴玉、されど飴玉 |
19 | 世界では酒を飲んだあとに何を食べるのか |
20 | スパークル飲料は人生賛歌 |
21 | 世界の「おふくろの味」) |
22 | 第5章 忘れがたき思い出メシ(お節料理か、豚足か |
23 | 思い出のアップルパイ |
24 | 「出前」のありがたさについて考える |
25 | 味覚の自由を謳歌する) |
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