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土地の記憶に対峙する文学の力 又吉栄喜をどう読むか

大城貞俊/著

2530円
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発売日 2023年11月中旬発売
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仕様

商品番号NEOBK-2922244
JAN/ISBN 9784755403415
メディア 本/雑誌
販売インパクト出版会
ページ数 305

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

又吉栄喜の描く作品世界は、沖縄の混沌とした状況を描きながらも希望を手放さず、再生する命を愛おしむ。広い心の振幅を持ち、比喩とユーモア、寓喩と諧謔をも随所に織り交ぜながら展開する。

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    収録内容

    1 序章 沖縄の発見・人間の発見
    2 第1部 豊穣な作品世界(重層構造の面白さ―「海は蒼く」
    3 原風景からの飛翔、あるいは悲劇の行方―「ジョージが射殺した猪」
    4 戦後を生きる戦争体験者の苦悶と狂気―「ギンネム屋敷」
    5 沖縄という土地のもつ再生力―「豚の報い」
    6 転倒する風景―「ターナーの耳」
    7 風土が生み出したエンターテインメント小説―「呼び寄せる島」)
    8 第2部 作家の肖像―なぜ書くか、何を書くか(沖縄で生き、沖縄を書く―又吉栄喜の覚悟
    9 境域を越える豊かな視線―又吉栄喜の方法
    10 救いへの挑戦、あるいは自立への模索)
    11 第3部 又吉栄喜をどう読むか―「又吉栄喜作品集巻末解説3題」(又吉文学の魅力と魔力―『亀岩奇談』
    12 文学の力・人間への挑戦―『又吉栄喜小説コレクション第2巻』
    13 語れないものを語る作家の妙技―『沖縄戦幻想小説集 夢幻王国』)

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