本/雑誌
源氏愛憎 源氏物語論アンソロジー (角川ソフィア文庫)
田村隆/編・解説 菅原孝標女/他〔著〕
990円
ポイント | 1% (9p) |
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発売日 | 2023年11月下旬発売 |
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商品説明
成立から千年の時を経て世界文学となった『源氏物語』。現代では押しも押されもせぬ名作として愛読される本書の評価は、時代や評者によって毀誉褒貶があった。紫式部は狂言綺語の罪で地獄に落ちたと説く『宝物集』、愛ゆえに二度現代語訳した与謝野晶子、長すぎると苦言を呈した芥川龍之介、紫式部が和歌を重用した意図を探る馬場あき子...。精読ゆえの論難から読まず嫌いまで、古今それぞれの一家言をめぐる読書史アンソロジー。
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収録内容
1 | 1 古典篇(紫式部日記(紫式部) |
2 | 更級日記(菅原孝標女) |
3 | 無名草子(藤原俊成女) |
4 | 宝物集(平康頼) |
5 | 六百番歌合(藤原良経 主催) |
6 | 源氏物語表白(安居院聖覚) |
7 | 今物語(藤原信実) |
8 | 河海抄(四辻善成) |
9 | 本阿弥行状記(本阿弥光甫) |
10 | 鳩巣小説(室鳩巣) |
11 | 本朝列女伝(黒沢弘忠) |
12 | 紫家七論(安藤為章) |
13 | 源氏物語玉の小櫛(本居宣長)) |
14 | 2 近現代篇(後世への最大遺物(内村鑑三) |
15 | 新訳源氏物語の後に(与謝野晶子) |
16 | 長編小説の研究(田山花袋) |
17 | 文芸的な、余りに文芸的な(芥川龍之介) |
18 | 英訳『源氏物語』(正宗白鳥) ほか) |
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